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ノンコンタクトタイム

  • 執筆者の写真: ほいくサポ
    ほいくサポ
  • 2024年5月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年6月6日

男性保育士

保育の質向上に繋がる「ノンコンタクトタイム」とその現状


保育士の働き方改革の一環として注目を集めている「ノンコンタクトタイム(NCT)」をご存知でしょうか?

NCTとは、保育士が一時的に子どもから離れ、事務作業やその他の業務に専念する時間のことです。この取り組みが保育の質向上に寄与することが期待されています。



9割が支持する「ノンコンタクトタイム」の現実


保育士向けメディア「ホイクタス」が実施した調査によると、約9割の保育士がNCTについて「とても良いと思う」「良いと思う」と前向きな意見を持っています。

しかし、実際にNCTを導入している保育園は全体の約6割にとどまっています。約4割の保育園では、まだNCTを取り入れていないのが現状です。



NCTが注目される背景とその効果


NCTが注目される背景には、保育士の長時間勤務や残業といった厳しい労働環境があります。また、保育士による不適切保育の問題もあり、NCTがその解決策の一つとして期待されています。NCTを導入することで、保育士の業務負担やストレスを軽減し、不適切保育を防ぐ効果があるとされています。



NCTの課題と解決策


NCTを導入するための課題としては、人員配置の調整やICTの活用による業務効率化が挙げられます。これらの課題をクリアすることで、保育士がリフレッシュできる時間を確保し、結果的に保育の質を向上させることが期待されます。



「とりあえずやってみる」


多くの課題もありますが、「とりあえずやってみる」が私の経験上効果があるように思えます。先生方の子どもたちへの思いはとても大きいもので、NCTによって子どもたちを疎かにしてしまっているような感情にもなってしまうことがあります。本当はNCTにより、もっと子どもたちのことを考えられるようにするのですが、古く伝統がある施設ほど、NCTは良くないものと思い込んでいる場合があります。

「とりあえずやってみる」から実際に何が良くて何が問題であったか実践してみると、意外と簡単に物事は進むことがあるんですよね。






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